恐らくここにいるみんなは、Level.4を修了し、模擬面接を通してP(PLAN)とD(DO)を実践してくれたと思う。
ここでみんなに聞きたい。
実際にP(PLAN)である「自分の面接のレベルを把握する」というDO(行動)を起こして気づいたことは無かっただろうか?
実際に僕が面倒を見ている就活生からはこんな声が上がった。
みんなも同じようなことを感じたのではないだろうか?
ここでみんなに伝えたいメッセージは、「自分の力は早々に限界が来る」ということだ。
自分で考え、自分で行動し、自分で振り返り、自分でまだ行動する。
もちろんこれは素晴らしいことだ。
しかし、みんなはここを抜け出さない限り、成長速度を上げることができない。
当然だ。
ひとりの人間の発想には限界があるからだ。
これを僕は主観の罠を呼ぶ。
もしここまで読んで、まだひとりで面接対策を続けている人がいたら、今すぐ辞めてLevel.4に戻ろう。
今ならまだ間に合う。
CHECK 模擬面接から課題を把握する
今回のLevel.5を通して、みんなは面接力向上のヒントを必ず掴むことが出来る。
実際にここからは、自分ひとりの空間で、静かに作業をしてもらう。
作業時間を30分ほど取るので、まず以下のレッスンをしてみて欲しい。
LESSON 模擬面接で気づいたことを書き出そう
まずは、Level.4の模擬面接を通して気づいたこと全て書き出そう。
例えば、以下のように自由に書き出して欲しい。
そして書き出す際は、必ず「論理力・差別化・情熱」この3大要素に関するものを、少なくとも1つずつは入れるようにしよう。
- 緊張して言葉に詰まった
- 緊張で笑顔を忘れた
- 志望動機で論理が通らなかった?
- 結論から回答することができなかった
- 熱意を伝えられなかった
- 自分だけの良さが薄かったかも?
- 企業研究が足りなかった
さぁ、どうだろうか。
みんなは今ここで、自分の面接に対する課題を「把握」することが出来たはずだ。
しかし、ここで一点注意しないといけないことがある。
それは、課題は本当にこれで全てなのか?という問いだ。
もしかしたら自分が気づいた課題はたったの1割で、もしかしたら残り9割に気づけていないのでは無いのか?と自分を疑ってみて欲しい。
さっき書いた課題の洗い出しに対して、僕ならこんな視点で課題を探す。
- 練習量は足りていたか
- 自己分析は十分だったか
- 企業研究は十分だったか
- OB・OG訪問で差別化は出来たか
- 言葉のキャッチボールが出来たか
- 面接官のペースで面接を進められたか
- 自分から笑顔になれたか
- 熱意を十分に伝えられたか
- 自分という人間を伝えられたか
- 覚えた内容を話す、になってないか
- 論理は一気通貫していたか
- 相槌はしっかりうてたか
- 姿勢は正しかったか
- 服装に問題は無かったか
- 振り返りのために録音出来たか
- 相手の左目を見て話せたか
- 会社軸に話がなっていなかったか
- 自分軸で話せていたか
ざっと書き出しただけでも、面接で意識する「視点」はこんなにある。
この、課題を見つける「視点」をそもそもみんなは増やさないと永遠に課題に気づけないままだ。
(そして面接に落ち就活弱者になってしまう)
課題が明確になれば今すべきことが分かる
どうだろう?
自分の面接の課題が明確になるだけで、成長のヒントが得られたはずだ。
すでに今、みんなは他の就活生と天地の差がついたと思っていい。
なぜなら9割の就活生は戦略を立てず、無策に面接という戦場に突っ込んでいき、儚く散っていくからだ。
ここにいるみんなには、絶対にそうはなって欲しくない。
さぁ、次で明確にした課題に対して、今後どうアクションしたら良いのか解説していく。
ゴールはもうすぐそこだ。
※Level.6は準備中です