英語を学ぶメリットはもう無い?英語話者が語る

勉強

義務教育で9年間、高校・大学まで学べば長い人で16年間にも及ぶ英語学習ですがそもそも英語を学ぶメリットはあるのでしょうか。自動翻訳ツールが登場した今、英語を学ぶ意味について改めて考えていきます。

英語を学ぶメリットとは

基本的に英語を学ぶメリットは下記に集約されるのではないでしょうか。

  • 情報収集に有利
  • 海外旅行でも困りにくい
  • 会社からの評価が上がる
  • 自己承認欲求を満たせる

筆者は英語話者ですが基本的に英語を話せることで日常生活の役に立ったことはほぼありませんでした。以前はグローバル企業に勤務していたので英語習得は必須でしたが社員のほとんどは英語とは無縁な部署に配属され、なんのために勉強しているのか分からないという状態でした。

では上記のメリットについてはどうでしょう。英語話者である筆者の経験を基にお話していますが、如何せん社会人経験が浅いため色々な視点からご意見を頂きたいと思っています。それではひとつずつ見ていきます。

情報収集に有利

英語を学ぶ最大のメリットが情報収集に有利であることです。どのように有利なのかというと、得られる情報の、そして鮮度に圧倒的な差が生まれます。

英語話者の人口は世界で約15億人も存在するとされています。現在の世界の人口が約73億人なのでこれは全体の2割に相当します。対して日本語話者は約1億人なので、単純計算しても上表量に15倍の差が生まれることになります。英語を理解できればでアクセスできる情報量が圧倒的に違います。

また情報の鮮度、つまり新しさにおいてもその差は大きいです。例えば金融マーケットや先端テクノロジーなどの分野では日々凄まじい勢いで情勢が変わっていきます。海外で起きた出来事に関していちいち翻訳を待っていては完全に「時代遅れ」を生きることになります。

確かに現在はグーグル翻訳やそれに代わる新技術により翻訳の制度が向上しつつあります。しかしそれらは少しでも専門的な内容になると本来の情報とは異なった翻訳がされることもありました。

筆者は以前ブロックチェーン関連のプロジェクトに携わっていました。ブロックチェーンは黎明期とだけあり、新しい専門用語が日々更新され、情報の量も増えつつあります。そういった場合では翻訳が時として追いつかない場面もあるのです。

最新技術の動向常にをチェックし、自分たちのビジネスの位置づけを行う必用があるため情報の鮮度は筆者たちにとって非常に重要な事項だったのです。こうした状況の中で筆者は英語を大方理解していたので情報の量と鮮度において最低限のラインは確保することができていました。

海外旅行で困りにくい

海外旅行では確かに英語が話せることで助かる場面が多々ありました。初めての旅先では基本的に分からないことだらけですよね。そんな中いちいちググるのはかなり面倒ですし時間の無駄です。

こういった状況で周囲の現地人に質問することで即座に問題解決することができます。しかし注意点は英語話者は世界の人口の2割しか存在しないという点です。実際は英語圏以外の国では英語はほとんど通じなかったりするので困る場面は当然出てきます。

しかし現代技術は素晴らしいもので下記のような便利ツールも登場しています。

このポケトークという端末に向かって普通に喋るだけで会話が成立するそうです。このようなテクノロジーはこれからさらに手軽に、良質になっていきます。これだけ小型化に成功しているのでゆくゆくは全員のスマホにこの機能が搭載されそうですね。

テクノロジーが人間の弱点を補ってくれる現代社会において、英語を初めとする外国語を話せることは最早メリットと呼べないのかもしれません。

会社からの評価が上がる

これは一部の人にとって当てはまるメリットですが、グローバル化が叫ばれる今、自分ごとである人は多いのではないでしょうか。実際に筆者が勤務していた金融機関では昇進の要件にTOEICのスコアが含まれていたと記憶しています。

裏を返せば昇進する魅力を感じていなければ英語は不要ということです。別にTOEICが0点でもクビになることはありません。しかし間違いなく社内での自分の評判や評価は著しく下がるのでメンタルが弱い人は結局勉強を強要されることになります。

また会社という狭いコミュニティではそのコミュニティにおける価値基準によって社員が評価されます。資格をたくさんもっている社員は偉いともてはやされますし、その逆は淘汰されることになります。

このように書いていて分かったことですが、部下は上司のために英語学習をしているのではないかという事です。部下の評価はすなわち上司の評価です。それを分かっている部下は上司に迷惑をかけまいと英語学習を仕方なくやる羽目になります。

そもそも英語必修とされるような企業は平均年収が高いかと思います。そんな恵まれた環境で悟り世代と言われるような筆者の世代は昇進に今更魅力など感じないのが普通です。

自己承認欲求を満たせる

日本人で英語を話せる人は少ないので英語を無理に日常生活に組み込み自己承認欲求を満たしている人は結構います。特に若い人に多いですがSNSで頻繁に外人さんといるところをアップしているのを見ると、「あー自己承認欲求満たしてるなぁ」と思ってしまう訳です。

この見方は筆者がひねくれているということもありますが、事実色んな場面にあてはまります。筆者は大学時代英語学科に所属していましたが、就職先を選ぶ際になんとかして英語と関係のある仕事に就こうとしている同期が多数いました。

英語はあくまでコミュニケーションツールなはずなのに、英語そのものを目的に据えてしまっている訳です。そういった同期は結局人生の目標とのズレを後々認識することとなり、早々に退職するか不満を毎日口にすることになります。

しかしこれはある程度仕方ないことで、人間とは今自分が持っているスキルや選択肢から行先を選ぼうとしてしまうからです。「せっかく英語勉強したし、これを活かさないと勿体ない」という意味不明な理由で職に就く人はめちゃくちゃいます。こういった選択の誤りの裏には自己肯定感が隠れているのではと思えて仕方ありません。

英語は一部職種の人にとっては学ぶメリットがある

さて結論として英語を学ぶメリットがあるのは特に「情報収集に有利である」というメリットを多く享受できる人達になります。これに当てはまるのは金融マーケットや先端テクノロジー、政治、メディアなどの分野に関わる人々でしょう。

それ以外の場合は現代のテクノロジーでほぼカバーすることができますし、英語が話せないからといって日以上生活に支障はありません。むしろ英語を話せない方が人生の選択がフレキシブルになる人も出てくるのではないでしょうか。

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「好きなことだけをして生きる」をテーマに情報発信をしています。【経歴】九州の三流大学卒 →新卒で日本生命(総合職)入社。 1年目の営業期間にて歴代最高、全国一位の成績を樹立 →2年目で退職→ブロガー・エンジニア・ライター・作家・Youtuber・起業家など様々なことに挑戦中。